小部経典
クッダカパータ
2 十の学びの境処(十戒文)
1. 生き物を殺すことから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します(不殺生戒)。
2. 与えられていないものを取ることから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します(不偸盗戒)。
3. 梵行(禁欲清浄行)ならざることから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します(不邪淫戒)。
4. 虚偽を説くことから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します(不妄語戒)。
5. 穀物酒や果実酒や〔他の〕酔わせるものによる放逸の境位から離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します(不飲酒戒)。
6. 非時に食事することから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します。
7. 舞踏と詩歌と音楽と演芸を見ることから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します。
8. 花飾や香料や塗料を〔身に〕保ち〔身に〕装い〔身に〕飾る境位から離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します。
9. 高い臥〔具〕や大きな臥〔具〕から離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します。
10. 金や銀を納受することから離れているという学びの境処を、〔わたしは〕受持します。
〔以上が〕十の学びの境処となる。